Linux にキーボードを接続すると /dev/hidraw* というデバイスファイルが作成されます。キーボードピカピカシステムは、キーボードへの通信を行う際にこのデバイスファイルを用います。
Linux においては、このデバイスファイルの owner は root でパーミッションは 644 となっており、一般ユーザからは書き込みができない場合があります。キーボードピカピカシステムの動作確認にあたっては、一般ユーザから書き込みが可能とする必要があります。
一般ユーザから書き込みが可能とするには、キーボードを接続した状態で下記コマンドを実行し、パーミッションを 666 へと変更してください。
chmod 666 /dev/hidraw*
上記設定は、キーボードを接続し直す度に必要となります。キーボードを接続した際にいつもパーミッションを 666 とするには、 udev ルールを追加する必要があります。 例えば、/etc/udev/rules.d/50-keyboard.rules に下記の内容のファイルを作成することで設定が可能です。
KERNEL=="hidraw*", MODE="0666"